ペットショップの広告・集客方法とは?種類や選び方、法律、活用事例を解説
ペットショップの集客では、口コミや店舗の立地だけに頼るのではなく、自店の特徴を必要な人へ届ける広告の活用も選択肢になります。
ただし、広告にはSNS広告やリスティング広告、タイアップ広告、チラシなどさまざまな種類があり、目的によって適した方法は異なります。また、生体販売やペットフードなどを扱う場合は、広告表現に関する法令にも注意が必要です。
本記事では、ペットショップで活用できる広告の種類や選び方、広告を制作する際のポイントを解説します。広告以外の集客方法も紹介するので、自店に合った集客施策を検討する際にお役立てください。
ペットショップに広告が必要な理由

ペットショップをはじめとするペットビジネスでは、店舗の存在を知ってもらうだけでなく、安心して利用できる理由や他店との違いを伝えることが重要です。口コミも大切な集客経路ですが、広告を組み合わせることで、自店をまだ知らない顧客との接点も広げることができます。
ペット関連市場は今後も広がる見込み
ペット関連市場では、フードをはじめ、トリミングやペットホテルなど、さまざまな商品・サービスが提供されています。一般社団法人ペットフード協会会長のごあいさつによると、2025年の犬猫用ペットフード小売市場は、主食とおやつを合わせて約6,375億円規模に達したと見込まれています。
市場が広がれば、ペットに関する商品やサービスを探す人との接点が増える一方、選択肢も多くなります。こうした環境では、店舗の存在を待っているだけではなく、広告を通じて認知を広げ、自店の特徴を知ってもらう取り組みが重要になります。
広告で認知を広げて来店を後押しする
口コミは、実際に店舗やサービスを利用した人の感想を確認でき、新規顧客が利用先を検討する際の判断材料になります。ただし、投稿する人やタイミングに左右されるため、店舗側が届けたい相手へ必要な情報を計画的に発信できるとは限りません。
そこで、広告によって自店を知ってもらう機会を作り、その後に口コミや店舗情報を確認してもらう流れを整える方法があります。広告で認知を広げ、口コミで実際の利用者からの評価を確認してもらうなど、それぞれの役割を生かすことで来店や予約を検討するための材料を増やせます。
自店ならではの強みを伝えられる
ペットショップやトリミングサロンなどを選ぶ際、利用者が比較するのは価格や立地だけではありません。取り扱う商品やサービス、スタッフの専門性、店内環境、購入後のサポートなども判断材料になります。
そのため、広告では単に店舗の存在を知らせるのではなく、自店ならではの特徴を明確にすることが大切です。たとえば、特定の犬種に詳しい、トリミングにも対応している、購入後の相談を受け付けているなど、具体的な強みを伝えることで、利用者が競合店との違いを比較しやすくなります。
広告だけでは伝わらない魅力も発信する
広告を発信して自店の特徴を明確にしたうえで重要になるのが、それぞれの詳細について店舗側が情報を整理することです。広告だけでは、自店のサービス内容やサポート体制、得意分野などがすべて伝わるとは限りません。
来店前の利用者は、口コミだけでなく、ホームページやSNS、店舗情報など複数の情報を確認することがあります。広告やWeb上の情報を通じて「どのような人に、どのような価値を提供できる店舗なのか」を示し、口コミでは伝わりにくい情報を補うことが大切です。
ただし、自店の魅力を伝えるためであっても、広告表現を自由に決められるわけではありません。生体販売やペット用品など、扱う商品・サービスによって守るべきルールがあるため、広告を出す前に関連する法令を確認しておきましょう。
ペットショップの広告で守るべき法律と表現ルール
ペットショップの広告では、商品やサービスの魅力を伝えるだけでなく、関連する法令を守った表現が求められます。特に、生体販売に関わる広告やペットフード・ケア用品などの訴求では注意が必要です。代表的な動物愛護管理法と薬機法について確認しておきましょう。
動物愛護管理法|生体販売の広告で守るべきルール
ペットショップなどの第一種動物取扱業者には、「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)」に基づく基準が設けられています。広告についても、必要事項を掲載するとともに、動物について誤った理解を与えない内容にすることが求められています。
掲載が必要な情報と避けるべき表現
第一種動物取扱業の広告には、氏名または名称、事業所の名称と所在地、第一種動物取扱業の種別、登録番号、登録年月日、登録の有効期間の末日、動物取扱責任者の氏名を掲載する必要があります。
また、事実に反して飼育が簡単であるように見せたり、幼齢時の愛らしさや生態・習性に反する行動などを過度に強調したりして、顧客に動物について誤った理解を与える内容にすることも認められていません。
必要事項を掲載するだけでなく、飼育の負担や動物の特性を誤認させる表現になっていないか確認しましょう。環境省の「動物取扱業者が遵守すべき動物の管理の方法等の細目」でペットショップや動物取扱業者が守るべき基準が細かく定められていますので、詳しく知りたい方はご覧ください。
薬機法|ペットフードやケア用品の広告に注意
ペットフードやサプリメント、シャンプーなどを広告する場合は、薬機法にも注意が必要です。農林水産省によると、こうした製品でも、含有成分や効能・効果に関する表示、形状などによっては動物用医薬品等に該当するとみなされる場合があります。
商品の名称や区分だけで判断せず、広告でどのような効果を訴求するのかまで確認することが重要です。
治療・予防をうたう表現には注意が必要
ペットフードなどで「○○病の治療に」「○○病を予防する」など、疾病の治療・予防を目的とするような表示をすると、動物用医薬品等に該当すると判断され、薬機法の規制を受ける可能性があります。
また、身体の構造や機能へ影響を及ぼすことを目的としていると受け取られる表示にも注意が必要です。一方、療法食では、栄養成分の量や比率などをどのように調節しているか具体的に示すことで、疾病名などへの言及が直ちに医薬品的な効能・効果とは判断されない場合もあります。
広告表現は個別の内容によって判断が変わるため、判断が難しい場合は事業所が所在する都道府県などへ確認しましょう。詳しくは、農林水産省の「動物用医薬品等に該当するか否かの考え方」をご確認ください。
法令上の条件を確認できたら、次は自店の目的やターゲットに合った広告手法を検討します。
ペットショップの集客に活用できる広告の種類

ペットショップの広告には、Web上で認知を広げる方法から、店舗周辺の人へ直接情報を届ける方法まで、さまざまな選択肢があります。それぞれ接触しやすいユーザーや情報の伝え方が異なるため、代表的な広告の特徴を押さえておきましょう。
タイアップ広告
タイアップ広告は、ペット関連のメディアやインフルエンサーなどと連携し、商品やサービスを紹介してもらう広告手法です。たとえば、ペットを飼っているインフルエンサーに商品を実際に使用してもらい、その様子をSNSや動画で発信してもらう方法があります。
普段からペットに関する情報を発信している人や媒体を通じて紹介することで、その分野に関心のあるユーザーへ情報を届けやすい点が特徴です。ただし、発信者によってフォロワー層や得意分野が異なるため、自店の商品・サービスとの相性を確認して選びましょう。
SNS広告
SNS広告は、InstagramやFacebookなどのSNS上に配信する広告です。写真や動画を活用できるため、ペットの様子や店舗の雰囲気、トリミングの仕上がりなど、文章だけでは伝わりにくい魅力を視覚的に届けられます。
また、特定の商品や店舗を自ら検索していないユーザーにも広告を表示できるため、ペットに関心のある層との新たな接点を作る方法として活用できます。SNSによって利用者層や広告の特徴が異なるため、ターゲットに合わせて媒体を選ぶことが重要です。
リスティング広告
リスティング広告は、Googleなどの検索エンジンで検索したキーワードに応じて、検索結果画面に表示される広告です。たとえば「地域名+ペットショップ」「地域名+トリミング」などで検索しているユーザーに、自店の広告を届けられます。
自ら関連情報を探しているタイミングで接触できるため、来店や予約などを具体的に検討している層への訴求に活用できます。クリックされた際に費用が発生する方式が一般的ですが、クリック単価は競合状況などによって変わるため、キーワードや配信地域を調整しながら運用しましょう。
チラシやポスター
店舗周辺の住民へ情報を届けたい場合は、チラシやポスターなどの紙媒体も選択肢になります。配布・掲示するエリアを絞りやすく、近隣住民へ店舗の存在やキャンペーン、サービス内容などを知らせられるのが特徴です。
特に商圏が限られるペットショップやトリミングサロンでは、Web広告だけでなく、地域内での認知を広げる手段として活用できます。
このように、広告ごとに得意な役割は異なります。候補を比較するときは、広告そのものの特徴だけでなく、自店が広告で何を実現したいのかを基準に考える必要があります。
ペットショップの広告の選び方
ペットショップの広告選びで迷った場合は、まず「広告によって何を実現したいのか」を明確にしましょう。たとえば、すぐに来店や予約を増やしたい場合と、店舗の認知度を高めて将来の顧客との接点を作りたい場合では、適した広告手法が異なります。
目的を整理したうえで、商圏やターゲット、予算などを踏まえて候補を絞ることが大切です。最初から複数の広告へ予算を広く分散させるのではなく、成果を確認しながら配分を見直す方法もあります。
広告媒体そのものを比較して決めたい場合は、広告媒体の選び方とは?実際に選ぶ際の手順とあわせて紹介も参考にしてください。
どの広告を使うかが決まったら、次に考えたいのが広告で何を伝えるかです。同じ広告手法でも、クリエイティブや訴求内容によってユーザーに与える印象は変わります。
ペットショップ広告を成功させる3つのポイント

広告手法を選んだら、店舗やサービスの魅力が伝わる内容に仕上げることも重要です。単に商品やサービスを紹介するのではなく、利用者が店舗を比較・検討するために知りたい情報を分かりやすく伝えましょう。
写真や動画で店舗の雰囲気まで見せる
ペットショップの広告では、写真や動画を使うことで、文章だけでは伝えにくいペットの様子や店舗の雰囲気を視覚的に伝えられます。ただし、ペットの「かわいさ」だけを強調するのではなく、利用者が安心して店舗を選べる情報も盛り込むことが大切です。
たとえば、清潔に保たれた店内やスタッフがペットに接する様子、トリミング中の様子などを掲載すれば、実際に利用する場面をイメージしやすくなります。過度な演出を避け、店舗の実態が伝わる写真や動画を選ぶことで、魅力と安心感の両方を伝えましょう。
利用者の具体的な声で信頼感を高める
実際に店舗を利用したお客様の声や口コミは、初めて利用する人が店舗を比較する際の判断材料になります。広告に取り入れる場合は、単に評価の高さを示すだけでなく、「スタッフが丁寧に対応してくれた」「店内が清潔だった」など、利用時の具体的な体験が分かる内容を選ぶとよいでしょう。
ただし、口コミを広告へ転載する際は、投稿者の権利や掲載元サービスの利用規約などを確認する必要があります。また、都合のよい部分だけを切り取って本来の趣旨と異なる印象を与えないよう、正確な情報発信を心がけましょう。
自店を選ぶメリットを具体的に伝える
広告では、自店がどのような価値を提供できるのかを具体的に伝えましょう。「丁寧なサービス」「安心できる店舗」といった抽象的な表現だけでは、ほかの店舗との違いが伝わりにくいためです。
たとえば、対応しているサービスや得意分野、購入後のサポート、スタッフの専門性など、自店ならではの特徴を整理して訴求します。ターゲットが店舗を選ぶ際に重視する点と自店の強みを結び付けることで、広告を見た人が利用するメリットを判断しやすくなります。
これらを自店の広告へ落とし込む際は、実際に行われた施策を見ることも参考になります。
ペット関連ビジネスで参考にしたい広告活用事例
ペット関連ビジネスでは、広告を出すだけでなく、店舗情報を充実させたり、写真・動画を活用したりすることで、利用を検討する人へ必要な情報を届けることが大切です。ここでは、動物病院とトリミングサロン、ペットフード販売メーカーで行われた広告施策の事例を紹介します。
動物病院
ある動物病院では、Googleマップ広告とMEO対策を組み合わせ、地域内検索で1位表示を達成した事例が紹介されています。
施策では広告による露出だけでなく、診療内容や医師、施設・設備などの情報も充実させ、地域のペットオーナーが来院先を検討するための情報を確認しやすい状態を整えています。その結果、来院数や診察予約の増加につながり、口コミや評価にも改善が見られたとされています。
広告で店舗を知ってもらったあとに、利用を検討するための情報まで確認できる環境を整えている点が参考になります。
トリミングサロン
ある地域密着型のトリミングサロンでは、MetaやTikTokなどのSNS広告を活用した事例が紹介されています。
広告には、プロが撮影したペットの写真や施術中の動画を取り入れ、仕上がりだけでなくサービスを利用する際の雰囲気も伝わるよう工夫しています。広告運用後はSNS上での反応が向上し、予約数は施策前の2倍になったとされています。
写真や動画と相性のよいSNS広告を活用し、利用前には分かりにくい施術の様子まで視覚的に伝えた事例です。
ペットフード
高価格帯のペットフードを販売するメーカーでは、Instagram広告と高級ペットホテルでの試食イベントを組み合わせた事例があります。
Instagram広告では、愛犬と暮らす富裕層の女性をターゲットとして商品を訴求し、オフラインでは実際に商品を試せる機会を設けました。試食を通じて商品を気に入った利用者が、その後オンラインストアで定期購入を申し込んだとされています。
Web広告だけで購入を促すのではなく、広告で商品を知ってもらい、実際に試せる場を設けてからオンラインでの購入につなげている点が特徴です。
広告による成果は商圏や競合状況、予算、広告内容などによって変わります。事例と同じ施策をそのまま取り入れるのではなく、自店のターゲットやサービスに合わせて広告手法や訴求内容を検討することが大切です。
また、広告だけで集客経路を完結させる必要はありません。継続的に顧客との接点を作るには、広告以外の施策と組み合わせる方法もあります。
広告以外のペットショップの主な集客方法
ペットショップの集客は、有料広告だけで行う必要はありません。SNSでの情報発信やMEO、オウンドメディアなどを組み合わせることで、広告以外にも顧客との接点を作れます。広告への依存を抑えながら継続的な集客につなげるためにも、自店に適した方法を取り入れましょう。
SNS・ホームページ
SNSやホームページは、店舗を知った人が詳しい情報を確認したり、継続的に情報を受け取ったりするための重要な接点です。ホームページには営業時間や所在地、料金、取り扱っているペットやサービスなど、来店前に知りたい情報を分かりやすく掲載しましょう。
一方、SNSでは店内の様子やペットの写真、イベントなど、日々の情報を発信できます。広告で興味を持った人がSNSやホームページを確認することも考えられるため、それぞれを独立させるのではなく、相互に行き来できる導線を整えておくことが大切です。
MEO
MEOは、Googleマップなどの地図検索で店舗情報を見つけてもらいやすくするための取り組みです。ペットショップは実店舗への来店が重要になるため、「地域名+ペットショップ」「近くのトリミングサロン」などで探す人との接点として活用できます。
まずはGoogleビジネスプロフィールを整え、店舗名や住所、電話番号、営業時間などの基本情報を正確に登録することが大切です。さらに、店内やサービスの写真を掲載し、最新情報を保つことで、検索した人が来店先を検討しやすくなります。口コミへの適切な対応も含め、継続的に情報を管理しましょう。
オウンドメディア
オウンドメディアとは、自社で運営し、継続的に情報を発信するWebメディアのことです。ペットショップであれば、犬種・猫種ごとの特徴や飼育方法、ペット用品の選び方など、飼い主が知りたい情報を記事として発信できます。
検索を通じて店舗をまだ知らない人と接点を作れるほか、専門的な情報を蓄積することで、商品やサービスだけでは伝えきれない店舗の知識や考え方を伝えられます。一方、記事を公開すればすぐに集客できるとは限りません。検索ニーズを踏まえたテーマ選定や情報の更新を続け、中長期的な集客施策として取り組むことが大切です。
ポータルサイト・アプリ
ペットに関する店舗やサービスをまとめたポータルサイト・アプリへ情報を掲載する方法もあります。ペット関連の情報を探しているユーザーが利用する媒体であれば、自店をまだ知らない人に見つけてもらう接点を増やせます。
掲載する際は、対応サービスや料金、営業時間、所在地、写真などを充実させ、自店の特徴を比較しやすくしておきましょう。また、媒体によって利用者層や掲載条件、料金、提供機能などは異なります。
広告とこれらの集客方法を一律に導入するのではなく、自店の目的や商圏に合わせて組み合わせることが重要です。最後に、実際に広告を始める際に迷いやすいポイントを確認しておきましょう。
ペットショップの広告についてよくある質問
ペットショップの広告を始める際は、予算や広告手法の選び方だけでなく、広告表現や口コミの扱いについて迷うこともあります。これまでの内容を踏まえ、実際の運用時に判断しにくいポイントを中心に回答します。
すぐに集客したい場合はリスティング広告とオウンドメディアのどちらを優先する?
どちらを先に始めるかは、集客の目的や成果を求める時期によって判断しましょう。早い段階から見込み客との接点を作りたい場合は、検索しているユーザーへ配信できるリスティング広告が選択肢になります。
一方、オウンドメディアは記事を蓄積し、検索などから継続的な流入を目指す中長期的な施策です。どちらか一方に絞る必要はなく、短期的な集客を広告で補いながら、並行してオウンドメディアを育てる方法もあります。限られた予算で始める場合は、目的と優先順位を明確にして配分を決めましょう。
ペットの「かわいさ」を前面に出した広告は問題ない?
ペットのかわいさを広告で伝えること自体が直ちに問題になるわけではありません。ただし、第一種動物取扱業者の広告では、幼齢時の愛らしさなどを過度に強調することなどによって、動物について誤った理解を与える内容にしないことが求められています。
そのため、かわいい写真や動画だけで購入を促すのではなく、その動物の特徴や飼育について必要な情報も適切に伝えることが重要です。特に生体販売の広告では、見た目の魅力だけでなく、飼い主が責任を持って判断できる情報提供を意識しましょう。
ペットショップの広告予算はいくらから考えればよい?
必要な広告費は、利用する媒体や配信地域、競合状況、集客目標などによって異なるため、一律に「○円からが適切」とは決められません。
最初から大きな予算を投入するのではなく、自店で無理なく継続できる金額から配信し、クリック数だけでなく、問い合わせや予約、来店などの成果を確認しながら調整する方法があります。
予算を決める際は、広告費の総額だけを見るのではなく、1件の問い合わせや予約を獲得するためにいくらかかったのかを確認することも大切です。
もあわせて確認すると、予算を検討しやすくなります。
ペットフードで健康効果をアピールするときの注意点は?
「健康に良い」という言葉だけで一律に可否を判断するのではなく、商品全体の表示や説明を含めて確認する必要があります。
農林水産省では、ペットフードなどで疾病の診断・治療・予防ができると思わせる表示や、身体の構造・機能に影響を及ぼすことを目的としていると受け取られる表示などについて、動物用医薬品等への該当性を判断する考え方を示しています。
「○○病を治す」「○○病を予防する」といった表現を安易に使用せず、健康に関する訴求を行う場合は商品の成分や用途など事実に基づく情報を正確に伝えましょう。判断が難しい場合は、事業所が所在する都道府県へ確認することが推奨されています。
お客様の口コミや体験談は広告に掲載できる?
口コミは自由に広告へ転載できるとは限りません。第三者が投稿した文章や写真を利用する場合は、投稿者の権利や掲載元サービスの利用規約を確認し、必要に応じて本人から許可を得たうえで使用しましょう。
また、転載する権利上の問題がなくても、口コミの内容自体が広告表現として適切とは限りません。たとえば、ペットフードについて「病気が治った」などの医薬品的な効能・効果を示す体験談が含まれている場合は、そのまま広告に使用しないよう注意が必要です。
口コミを広告へ取り入れる際は、「掲載してよい口コミか」と「広告表現として問題がないか」を分けて確認しましょう。
まとめ
ペットショップの広告には、SNS広告やリスティング広告、タイアップ広告、チラシ・ポスターなど複数の選択肢があります。大切なのは、流行している広告を選ぶことではなく、「誰に、何を伝え、どのような行動につなげたいのか」を整理したうえで、自店の商圏や予算に合う方法を選ぶことです。
また、広告だけで集客を完結させる必要はありません。SNSやホームページ、MEO、オウンドメディア、予約システムなどを組み合わせれば、認知から比較・検討、予約・来店までの流れを整えやすくなります。
一方、生体販売の広告やペットフード・用品の訴求では、動物愛護管理法や薬機法などへの配慮も欠かせません。広告を制作するときは、魅力的に見せることだけを優先せず、利用者が正しく判断できる情報を提供しましょう。
広告手法にはそれぞれ向き・不向きがあるため、「自店の場合はどの広告が適しているのか分からない」と迷うこともあるでしょう。広告エラビーでは、ターゲットや商圏、予算、集客の目的に合わせた広告媒体の選定・出稿についてご相談いただけます。自社だけで判断するのが難しい場合は、広告施策を検討する際の選択肢としてご活用ください。
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