コラム

バス停広告とは?種類・料金相場・メリット・事例を解説

バス停広告は、特定の地域へ継続的に情報を届けられる交通広告です。店舗周辺や生活圏に絞って掲出できるため、地域での認知拡大や来店促進を目的とする企業に活用されています。

一方で、広告の種類によって視認性や料金、訴求できる対象が異なります。広告効果を正確に測定しにくい点にも注意が必要です。

この記事では、バス停広告の特徴やメリット・デメリット、代表的な種類と料金の目安を解説します。実際の企業事例も紹介するため、自社の目的やターゲットに合う広告媒体であるか判断する際にお役立てください。

バス停広告とは

バス停広告とは、バス停に設けられた広告スペースへ掲出する交通広告の一種です。通勤や通学、買い物などで日常的に利用される場所に掲出されるため、地域住民や通行人へ継続的に情報を届けられます。

バス停そのものに掲出する広告であり、バスの車内や車体を利用する「バス広告」とは掲載場所が異なります。また、街中の広告スペースを活用するOOH広告の一つでもあります。

バス停広告とは

バス停広告とは、バス停に設けられた広告スペースへ掲出する交通広告の一種です。通勤や通学、買い物などで日常的に利用される場所に掲出されるため、地域住民や通行人へ継続的に情報を届けられます。

バス停そのものに掲出する広告であり、バスの車内や車体を利用する「バス広告」とは掲載場所が異なります。また、街中の広告スペースを活用するOOH広告の一つでもあります。

店舗への集客や企業・サービスの認知拡大に加え、特定の地域に絞った情報発信にも活用されています。ただし、掲出場所や広告面によって接触できる人や見え方が変わるため、活用を検討する際は媒体としての特徴を理解することが重要です。

写真1

バス停広告の代表的な特徴

バス停広告には、生活圏内で同じ人へ繰り返し情報を届けられるという、地域密着型の媒体ならではの特徴があります。

どのような広告目的と相性が良いのか判断するために、代表的な特徴をご紹介します。

繰り返し訴求できる

バス停広告は、同じ場所を利用する人へ継続的に情報を届けやすい広告媒体です。通勤や通学、買い物などで同じバス停を利用する人は、掲載期間中に何度も広告を見る可能性があります。

繰り返し接触することで、企業名や商品・サービス名が記憶に残りやすくなります。広告を見た時点では必要性を感じていなくても、後から商品やサービスが必要になった際に思い出してもらえる可能性があります。

短期間で購入を促す施策だけでなく、地域での認知度を徐々に高めたい場合にも活用しやすい媒体です。

商圏や地域を絞って配信できる

バス停広告は、掲出する場所を選ぶことで、特定の地域に住む人や働く人へ効率よく訴求できます。全国へ一律に配信する広告とは異なり、商圏や出店エリアに合わせて掲載場所を絞り込める点が特徴です。

たとえば、店舗の周辺や住宅街、オフィス街、学校の近くなど、見込み顧客が集まりやすい地域のバス停を選べます。限られた地域へ広告予算を集中させやすいため、店舗型ビジネスや地域密着型サービスと相性が良い広告媒体です。

ただし、バス停ごとに利用者の属性や交通量は異なります。所在地だけで決めず、周辺施設や移動経路も確認して掲載場所を選ぶことが大切です。

待ち時間を活用して自然に視認されやすい

バス停広告は、時刻表や路線図の近く、待合スペースなど、利用者の視線が集まりやすい場所に設置されます。バスを待つ時間に自然と目に入りやすいため、広告内容を認識してもらえる機会を確保しやすい点が特徴です。

大型の広告面であれば、バス停利用者だけでなく、周辺を歩く人や自転車・自動車で通行する人から見える場合もあります。文字量を抑え、離れた場所からでも理解しやすいデザインにすることで、媒体の視認性を生かしやすくなります。

バス停広告を活用するメリット

上記のように、バス停広告は、地域を絞りながら幅広い人と接触できることに加え、繰り返し広告を見てもらいやすいといった特徴があります。

これらの特徴を生かすことで、地域での認知拡大や来店促進など、さまざまな広告効果が期待できます。ここでは、バス停広告を活用する主なメリットをご紹介します。

地域住民や通行人にも幅広くアプローチできる

バス停広告は、掲出エリアを限定しながら、バス利用者以外にも情報を届けられます。広告面の位置や大きさによっては、バス停周辺を歩く人や、自転車・自動車で通行する人からも見えるためです。

店舗周辺や住宅街、オフィス街など、ターゲットが多い場所へ掲載すれば、商圏内の見込み顧客へ効率的にアプローチできます。新聞やチラシのように広告物を手に取ってもらう必要がなく、日常の移動中に自然な形で接触してもらえる点もメリットです。

ただし、小型の広告面では、バス停から離れた人に見えにくい場合があります。バス利用者以外にも訴求したい場合は、周辺からの見え方まで確認して広告面を選びましょう。

繰り返し接触でき来店・問い合わせにつながりやすい

バス停広告は、同じ人へ何度も情報を届けられるため、商品やサービスへの関心を段階的に高めやすい媒体です。通勤や通学で同じバス停を利用する人は、朝夕など1日に複数回広告を見ることもあります。

一度見ただけでは行動しなかった人でも、繰り返し接触することで企業名やサービス名を覚え、必要になった際に検索や来店、問い合わせへ進む可能性があります。認知から利用までに一定の検討期間が必要な商品やサービスにも活用しやすいでしょう。

広告からの行動を促すには、店名やサービス名だけでなく、検索キーワード、WebサイトのURL、QRコードなどを分かりやすく掲載することが重要です。

バス停広告は地域への継続的な訴求に適していますが、より効果的に活用するためには、いくつか押さえておきたいポイント(注意点)もあります。

バス停広告を活用する際の注意点

バス停広告は、地域での認知拡大や来店促進が期待できる一方で、導入前に理解しておきたい注意点もあります。

特に、広告効果を数値で把握しにくいことや、掲出場所によって訴求できる対象が限られることは、媒体選びに影響するポイントです。

ここでは、代表的なデメリットと、その影響を抑える方法をご紹介します。

広告効果を数値で把握しにくい

バス停広告は、インターネット広告のように表示回数やクリック数を細かく計測できません。問い合わせや来店が増えた場合でも、その成果がバス停広告によるものか、ほかの広告施策によるものかを切り分けにくい点がデメリットです。

掲載する際は、広告専用のQRコードやWebページ、電話番号、クーポンなどを用意すると、広告を見た人の行動を把握しやすくなります。来店者や問い合わせをした人へ、広告を知ったきっかけを尋ねる方法もあります。

認知度の向上を目的とする場合は、掲載前後で指名検索数やWebサイトへの直接流入、店舗周辺でのアンケート結果などを比較すると、成果を検証する手掛かりになります。

設置場所によって訴求できる層が限られる

バス停広告は、掲載場所や広告サイズによって、訴求できる対象が限られる場合があります。特に行灯型ポールなどの比較的小さな広告は、バス停利用者には見られやすい一方、離れた場所を通行する人には気付かれにくいことがあります。

大型の広告面を活用すれば、歩行者や車両の利用者にも見られる可能性が高まります。ただし、大型の広告面は、小型の広告より掲載費用が高くなる傾向があります。

広い範囲へ訴求することだけを優先するのではなく、誰に見てもらいたいのかを明確にしたうえで、広告面の位置や大きさ、周辺環境を選ぶことが重要です。

効果測定の方法や接触できる範囲は、選択する広告面によっても変わります。目的と予算に合う媒体を判断するため、代表的な種類と料金体系を比較してみましょう。

写真2

バス停広告の種類と料金目安

バス停広告で期待する効果を得るには、ターゲットや目的に合った広告面を選ぶことが重要です。

バス停広告には複数の種類があり、広告面の大きさや設置場所によって視認性、料金、契約期間が異なります。

ここでは、代表的なバス停広告の種類と料金の目安をご紹介します。なお、掲載料金は地域や運営事業者、掲出面数、制作・施工の条件などによって変動するため、出稿時は最新の見積もりを確認しましょう。

ターミナルボード(大型看板タイプ)

ターミナルボードは、バスターミナルに設置される看板型の広告です。行灯型ポールより広告面が大きいものが多く、利用者の多いターミナルで幅広い人へ情報を届けられます。

設置場所によって広告面のサイズや仕様は異なり、上下2段に分かれたボードでは、掲載位置によって料金が変わる場合もあります。人通りの多い場所へ長期間掲出できるため、地域で企業名やサービス名を浸透させたい場合に活用しやすい媒体です。

契約期間の目安は6か月以上となるケースが多く、掲載料金は人気エリアでは数十万規模になることもあります。広告制作費や施工費が別途必要になる可能性もあるため、総額で比較しましょう。

行灯型ポール(停留所ポール広告)

行灯型ポールは、バス停の時刻表などが設置された四角柱型のポールを活用する広告です。広告面は比較的小さいものの、バスを待つ利用者の近くへ掲載できるため、地域に絞った案内に向いています。

ターミナルボードやシックスシートより低価格で利用できる傾向があり、特定の停留所で広告効果を試したい店舗や中小企業にも検討しやすい媒体です。一方で、離れた場所からは見えにくいため、文字を詰め込みすぎず、店名やサービス内容を簡潔に伝える必要があります。

契約期間は1か月から、掲載料金は5,000円からが目安です。停留所や運営事業者によって条件は異なります。

シックスシート(大型ポスタータイプ )

シックスシートは、高さ1,750mm×幅1,185mmの規格を用いた大型広告です。広告面が大きく、バス停利用者だけでなく、周辺を歩く人や車道を走行する車両からも視認されやすいことが特徴です。

複数の停留所へ同じ広告を掲出すれば、生活圏内で接触機会を増やせます。新商品やキャンペーンの告知など、一定期間に集中して認知を広げたい場合にも活用しやすいでしょう。

契約期間や料金は媒体社によって異なります。都市部の大型広告では十数万円以上となるケースもあります。広告の流用を想定する場合も、各媒体社が定める入稿仕様を事前に確認する必要があります。

バス停広告の活用事例

バス停広告は、広告面の種類を選ぶだけでなく、掲出場所や掲載時期、他の広告媒体との組み合わせによって期待できる効果が変わります。

実際の活用事例を参考にすると、自社の目的やターゲットに合わせた活用イメージを具体的に描きやすくなるでしょう。

最後に、バス停広告の特性を生かした事例をご紹介します。

freee|税務署周辺を活用した「#がんばった申告」キャンペーン

freee株式会社は、2020年3月29日から4月11日に実施した「#がんばった申告」キャンペーンの一環として、税務署最寄りのバス停へ広告を掲出しました。確定申告に取り組んだ個人事業主へ向けて、努力をねぎらうメッセージを発信した事例です。

キャンペーンでは、SNSで「#がんばった申告」を付けて投稿した個人事業主を対象とする企画も実施されました。バス停広告だけでなく駅広告なども組み合わせ、確定申告を行う人との接点を広げています。

税務署周辺というターゲットの行動に合った場所を選び、確定申告の時期に合わせて掲出した点が特徴です。広告内容だけでなく、場所と時期を一致させる重要性が分かります。

参考URL:
確定申告は一年間頑張り抜いた証。 freee、日本の全事業者を称える「#がんばった申告」キャンペーン開始|freee

PeopleX|大学前のバス停広告からAI面接へ直接誘導

AI面接サービスなどを提供する株式会社PeopleXは、インターン募集に向けて都内の複数大学前のバス停へ広告を掲出しました。

広告にはQRコードを掲載し、興味を持った学生がその場でAI面接を受けられる仕組みを導入しています。ターゲットである大学生の生活動線に合わせて掲出場所を選定し、広告接触から応募・面接までをスムーズにつなげる導線を構築した点が特徴です。バス停広告を認知拡大だけでなく、応募促進にも活用した事例といえるでしょう。

参考URL:
PeopleX、初のインターン募集広告を大学前バス停で掲出開始。広告から直接「AI面接」を受けられる、新しい面接体験を提供。|PR TIMES

写真3

まとめ

バス停広告は、特定の地域に絞りながら、通勤や通学などで同じ場所を利用する人へ繰り返し情報を届けられる広告媒体です。広告面によっては、バス利用者だけでなく、周辺の歩行者や車両の利用者にも訴求できます。

一方、効果を数値で把握しにくく、設置場所や広告サイズによって接触できる対象が限られる点には注意が必要です。QRコードや専用ページを用意して反応を確認するとともに、ターゲットの生活圏や移動経路を踏まえて掲出場所を選びましょう。

媒体を選ぶ際は、料金だけで判断せず、広告の目的、商圏、ターゲット、掲載期間、広告面の見え方を総合的に比較することが大切です。バス停広告以外の選択肢も含めて検討する場合は、広告媒体の選び方広告媒体一覧も参考にしてください。

エラビーでは、全国のバス停広告をはじめ、駅広告や屋外広告、デジタルサイネージなどさまざまな広告媒体を掲載しています。エリアや目的、予算に合わせて広告を比較・検討できるため、自社に適した媒体を探したい方はぜひご活用ください。

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